レンタルサーバーで稼働中のWordPressをWindowsローカル環境に移設する手順

例えば「レンタルサーバー」などで公開中のWordpressを、ローカルのWindows環境に手動で移設するための手順をまとめる。

レンタルサーバーで稼働中のWordpressをWindowsに移設する手順

WordPress移設の手順は色々あるが、今回はプラグインなどを試用せず、手動で移設する方法を取る。

レンタルサーバーで稼働しているWordpressを、Windowsに移設するためには、下記手順が必要になる。

  1. 稼働中のファイル一式とデータベースをバックアップする。
  2. 取得したファイル一式とデータベースをWindowsに展開する。
  3. wp-config.phpファイルをカスタマイズする。
  4. .htaccessファイルをカスタマイズする。
  5. データベース内に保持されているURLを書き換える。

WordPressファイルの取得は、FTPなどで取得する。

データベースは、phpMyadminのエクスポートなどで取得できる。

データベース内のURLを書き換える

WordPressは、データベース内に公開環境のURLを保持している。

このURLを、移設先(つまりローカルのWindows環境)に合わせないと、単純にコピーしただけではWordpressは動かない

WindowsにWordpressを移設した場合、古い環境からエクスポートしたデータベース内にある、古いURLを更新する。

これらの作業は、phpMyadminを使って実施する(他にもやり方はある)。

WordPressのデータベースをローカルのWindowsに移設する手順は下記の通り。

  1. WindowsのMySQLにWordpressのデータをインポートする。
  2. データベース内に書き込まれている、旧環境のURL情報を新環境のURL情報に書き換える。

データベース内の文字列を一括で書き換えるには、文字列関数のREPLACE()を使用する。

使用例は下記の通り。

UPDATE テーブル名 SET カラム名=REPLACE(カラム名,"置換対象","置換後の文字");

旧環境のURLを更新するには、WordpressがURLを保持しているテーブルとフィールドを明確にしなければならない。

下記テーブル内にある、旧環境のURLを更新を行えば取り敢えず動作する。

  • optionsテーブルのoption_valueカラム
  • postsテーブルのguidカラム
  • postsテーブルのpost_contentカラム
  • postmetaテーブルのmeta_valueカラム

例えば、optionsテーブルのURLを書き換えるSQL例は下記の通り。

UPDATE options SET option_value=REPLACE(option_value,"www.old.com","www.new.com");

尚、Wordpressのテーブルは、通常「wp_」のようなプレフィクスを付けている。

プレフィクスはユーザーが自由に設定出来る項目なので、テーブル名をそれぞれの環境に適宜合わせて欲しい。

例えば、

UPDATE wp_options SET option_value=REPLACE(option_value,"www.old.com","www.new.com");

のような感じ。

wp-config.phpファイルのカスタマイズ

wp-config.phpファイルには、Wordpressがデータベースに接続するための情報が記載されている。

下記の項目を、新しい環境に合わせてカスタマイズする。

/** WordPress のためのデータベース名 */
define('DB_NAME', 'newdb');

/** MySQL データベースのユーザー名 */
define('DB_USER', 'newuser');

/** MySQL データベースのパスワード */
define('DB_PASSWORD', 'newpass');

/** MySQL のホスト名 */
define('DB_HOST', 'localhost');

.htaccessのカスタマイズ

下記に.htaccessのカスタマイズ例を示す。

.htaccessは、稼働している環境に大きな影響を受けるので、適宜自分の環境向けに読み替えてカスタマイズして欲しい。

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteBase /
RewriteRule ^index\.php$ - [L]
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-f
RewriteCond %{REQUEST_FILENAME} !-d
RewriteRule . /xampp/htdocs/www.new.com/index.php [L]
</IfModule>

WordPressが動かない場合

ローカルのWindowsに移設したWordpressが動かない場合は、取り敢えず、管理画面にログインできるか否かを確認する。

管理画面にログインできれば、そこで各種設定を変更すると、正しく動作する可能性がある。

特に、.htaccessのカスタマイズに苦労するような場合、一度、.htaccessを削除してから、管理画面で操作すると、Wordpressが再作成してくれる場合がある。

ローカル環境にあるWordpressはテスト使用に最適

レンタルサーバーで稼働しているWordpressを、ローカルのWindowsに移設する手順をまとめた。

WordPressの移設は、データベーステーブル内のURLを書き換えなければならない。

使用しているテーマによっては、更に複雑な手続きが必要にもなるだろう。

ただ、公開中のWordpressがローカル環境にあると、テストや実験など、何かと便利ではある。

WordPressのバックアップも兼ねて、Windows環境にWordpressを移設してみるのも良いだろう。

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